核処分場:モンゴルに建設計画 「交渉してない」 米政府、見解示す
木曜日, 5月 12, 2011
在日米国大使館は10日、経済産業省が昨秋から米エネルギー省とモンゴルに核廃棄物貯蔵・処分施設の建設計画を進めていると9日付朝刊で報じた毎日新聞に対し、「米政府はモンゴルに使用済み核燃料を輸送する交渉はしていない」とする米政府の見解を示した。毎日新聞が報じた、3カ国によるこれまでの交渉経緯や貯蔵・処分施設計画そのものについては言及していない。
見解では「米政府は、どの政府に対しても、核燃料貸与を含む原子力エネルギー活動に参入するかどうかを決める主権を尊重する」と主張している。
一方、高橋千秋副外相は9日の記者会見で「米国、モンゴルとの間で非公式な意見交換を行った事実はある」と述べている。
毎日新聞 2011年5月12日 東京朝刊
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http://mainichi.jp/select/world/news/20110512ddm007040170000c.html